「阪神淡路大震災に学ぶ神戸製鋼の地震防災対策」

概要:

  1. 被災の状況
    1. 阪神淡路大震災の概要
      神戸から加古川に至る広域に被害が及ぶ
    2. 各事業所の被害状況
      • 本社地区←厚生施設を含め被害甚大
      • 神戸製鋼所←岸壁を中心に構内全域に被害が及び生産停止
      • 加古川製鉄所←特に岸壁の被害甚大
    3. 従業員の安否確認と被害状況
      被災地域居住者約12,000人の内、社員3名、家族29名死亡
  2. 復旧に向けて
    1. 神戸製鋼所の復旧
      高炉の再火入れ稼動を3ヶ月足らずで達成
    2. 加古川製鉄所の復旧
      生産を続行しながらの復旧
  3. 復旧から復興へ
    1. 復興推進本部の発足
    2. 神戸発電所の建設
    3. 神戸東部副都心への参画
    4. ウイングスタジアムへの参画
  4. 震災を省みて、全社対応
    1. 全社地震防災基本計画、対策指針、耐震診断マニュアル等の見直し
      • 「従業員の安全」「顧客への供給責任」「地域の安全と環境保全」を基本に
      • "震度困任盖’修鯊擦覆Ε瀬瓠璽犬鮗けない"という耐震目標を設定し、全社的に耐震診断を実施
    2. ハード対策
      • 工場建屋、事務所、主要設備、厚生施設等の耐震性の向上
    3. ハード・ソフト対策
      • 通信連絡資機材の整備
      • 非常食・飲料、移動手段の整備
      • 防災資機材、非常用電源・用水の整備
      • コンピュータ、生産面のバックアップ
    4. ソフト対策
      • 地震防災マニュアル類の見直し整備
      • 事業所間の相互応援体制の整備(防災資機材等の相互応援)
      • 1月17日を「全社地震防災の日」に設定し全社的に地震防災活動を展開
  5. 地域への対応
    1. 救援物資の差入れ、炊き出し応援(避難所支援)
    2. 避難所の提供(事務所、ショーウインドゥ、ガレージ、倉庫など)
    3. 神鋼病院を救急病院として開放(診療時間の延長、洗髪サービスなど)
    4. 医師、看護婦をボランティアとして派遣し、医療活動
    5. 工場跡地の提供(市、港湾局、自衛隊、電力、ガス、ゼネコンなど)
    6. 建設機械を県、市に寄贈(パワーショベル、クレーン等)
    7. 自警団活動 (ラグビー、野球部員等による地域の警備活動)
    8. 「神戸わんぱくまつり」など元気付けの催しを支援
  6. 終わりに