講師:神戸大学都市安全研究センター長・教授 沖村 孝 先生(神戸安全ネット会議副会長)

 

テーマ:「今までの斜面防災・これからの斜面防災」

【概要】

  • 戦後からの死者・行方不明者1,000人以上の災害
  • 自然災害の種類
  • 地盤災害と斜面災害
  • 斜面災害による最近の死者
  • 第1世代の斜面研究(戦後〜1960年前後)
  • ―均質等方斜面の安定解析手法の提案
  • 第2世代の斜面研究(1960年前後〜1980年前後)
  • ―自然斜面崩壊原因の調査・究明
  • 第3世代の斜面研究(1980年前後〜1995年)
    ―斜面崩壊場所・発生時刻の予知・予測手法の提案
  • 阪神・淡路大震災の出現
  • 第4世代の斜面研究(1995年〜現在)
    ―斜面崩壊による減災の方法・仕組みの研究
  • 第5世代(将来)の斜面研究(生きながらえるための提案)
    ―目的は「備え」により人の命を守る
    ―「備え」を達成する手法
    1. これから解決すべき学術的課題
    2. 斜面を安全に長持ちさせるための課題(壊れる前に直す)
    3. 信頼できる避難体制の確立(容易なリスク認知)
    4. 共生的安全により備える
  • 共生的安全の一例(1)
  • 共生的安全の一例(2)

kouen1903-1[1].gifkouen1903-2[1].gif


講師の略歴

沖村 孝(おきむら・たかし) 氏(神戸大学都市安全研究センター長・教授)

●神戸大学工学部土木工学科卒業、同大学大学院工学研究科土木工学専攻修士課程修了後、神戸大学工学部助教授、教授等を歴任され、平成8年より神戸大学都市安全研究センター教授、平成16・17年、同センター副センター長、平成19年、同センター長

●地盤工学、地形工学、水文学を専門分野とし、主な研究テーマは「豪雨中に発生する斜面表層崩壊の予知」、「地震時における斜面不安定化メカニズムの解析」、「自然災害危険度評価手法の開発」、「地震被害分布と地盤データベース」

●神戸市復興計画審議会委員(平成7年)、神戸市環境影響評価審査会委員(平成9年〜)、兵庫県阪神・淡路大震災復興推進会議委員(平成10〜12年)、兵庫県土砂災害防止法に係わる技術課題等検討委員会委員長(平成14年〜)、神戸市復興・活性化推進懇話会委員(平成15年〜)、国土交通省近畿地方整備局円山川流域委員会委員(平成15年〜)、神戸市都市計画審議会委員(平成16年〜)、国土交通省総合的な宅地防災対策に関する検討会委員(平成17年〜)、神戸市新たなビジョン推進会議委員(平成18年〜)、日本学術会議連携会員(平成18年〜) 他

●日本自然災害学会理事、土木学会関西支部共同研究グループ委員長、地盤工学会関西支部支部長を務める他、砂防学会、地すべり学会、水文・水資源学会等に所属

●危機管理研究会 神戸安全ネット会議副会長(平成16年〜)